金沢市より約2時間,国道249号線を能登半島に沿っていくと富来トンネルがある. 山に囲まれ,田畑が点在する二車線の快速道にあるこのトンネルはできたてほやほやである. | |
虹をイメージさせる坑口は一面の緑色の中でひときわ目を引く色彩.
国道らしい堂々たる造りで,デザインも凝ったものとなっている. でもね,色の順序が逆の気がするんですよ.ここだけの話ネ. しかし,副虹をイメージしたのかも?とへそ曲がりな発想をしてみたり. |
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扁額のアップ.ごらんのようにツルツル. このトンネル,平成の大合併前には富来町にあったのだけど, 現在は原発の町,志賀町に吸収されてしまっている. 平成以前の地名を残す価値ある名前がついていると言えるんじゃないか. |
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内部は歩道完備,夜間でも照明ギンギン. 近所に原子力発電所もあり電気の心配はありませんな. 原発併設の原子力学習施設,アリス館志賀のイメージキャラクターアリスちゃんは, ロリコン汽笛マニアのTMNGの心を鷲づかみ. 彼曰く,「超萌える」らしい. | |
また,金沢の工学系某大学に入学すると,
一回生の時に漏れなく志賀原発&アリス館志賀見学ツアーにご招待され,
原子力の素晴らしさや素敵な原発内部の様子が身をもって体験できちゃうヨ. 下手な絶叫マシンより嫌なスリルが満点ですね. |
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山の間に一本続く3桁国道.通行量はそこそこある.
ほとんど農道状態.地元車両と,下道で輪島を目指しているらしい県外ナンバー車がちらほら. この先の海岸端に志賀原発一号炉,二号炉が. |
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反対側後門の様子.金沢寄り坑門と同じデザイン. 虹を彩った地域住民の夢の掛け橋富来トンネルは,今日も原発の町志賀町の交通を支える. |