菅原隧道の内部レポートであるが,諸般の事情から反対側から.
貫通してることがわかっちゃってつまんないとか言わないように.
当サイト管理人は潜入系は不得手なの,というか潜入系サイトじゃない.
ノミの心臓でずいぶん無理してきたなー. ちなみに奥のほうにため池がある,手前の道はどこかに通じているかは不明だ. 普通自動車で来て,この場所で転回した. |
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奥の坑口の様子.コンクリート未使用で坑門と言えるような感じではない. むしろ,洞窟,洞穴の類にしか見えない. | |
坑口の左右にはトタンが立てかけてある. ますます洞窟感.立ち入り禁止じゃないのか不安になる. 閉鎖していた時期があったんじゃないだろうか? | |
もっと近づくとトタン板の下部は泥に埋まり腐って動かなくなっていることが確認できる. 現役のゲートじゃないようだ.目撃されて怒られたら言い訳に使おうと思う. 開いていたから悪い,穴があったら突っ込みたいのがオスじゃないですかと. | |
そして徒歩で進入.坑内は多湿につきストロボが使用不能.
ドライバーを頼んだそあら氏に背後から自動車で照らしてもらった. 曲がっていて奥の見えない隧道内,壁面ひだひだの具合が大腸を想像させる. そして画像中央に怪しい棒が. |
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坑内に電柱がっ!ここまで送電されてたようだ. 街灯でもあったんだろうか,今はただたるんだ電線がぶら下がるのみだ. 木製電柱の下のほうは朽ちていて,いつ倒れるかもわからない. | |
2本目の電柱,傾いている.何年前に立てられたのか気になる. | |
3本目の電柱の下には赤白ポール.事故防止?意味あるのか?入ってくる人がいるのか? | |
坑内内壁は微妙に剥落するのか,道路には土が積もったようになっている. その中に深めに轍がある.決定的な崩壊もなく,出水も少なく, 施工後何十年と素掘りを通してきただけあって安定している隧道のようだ. | |
この電柱は木製ながら割りと原型を留めていた.
問題は次に見える棒,何だアレ? 坑内内壁は微妙に剥落するのか,道路には土が積もったようになっている. その中に深めに轍がある.決定的な崩壊もなく,出水も少なく, 施工後何十年と素掘りを通してきただけあって安定している隧道のようだ. |
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はじめの坑口を内部より激写.
なんかやっぱり閉じられてたんじゃないかと不安になる.
トタンと木材の瓦礫が両脇に散らかっている.
私たちがぶち破ったんじゃないですよ. 坑口の先には掘割の壁が見える. |
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坑口前から集落方向を撮影.すごい掘割だ. 手掘りしたんだろうか,根性. 倒木が高い位置で引っかかり,アーチになっている. | |
この位置で振り返り,ストロボ撮影するとこんな感じになる. 調査当時は雨が降っていた.隧道内湾曲によって向こうが見えない. トタン板のせいで背徳感倍増.泥の路面で車での進入をためらう等々熱い物件だった. | |
倒木と朽ちた木製電柱に囲まれて,石川県某所に菅原隧道(仮)は現存する.
手掘り&素掘りのその出で立ちは,平成に残る現役隧道とは思えない.
どう見ても昭和以前の風貌だ.
レンガ,石等使わずに現存しているので,奇跡的に強い地盤にあるのかもしれない. 車輪部一押しの石川県最驚隧道である. ※まささん情報ありがとうございました. |