とある読者より,石川県羽咋市某所に未探索の隧道があると情報提供していただいた. 金沢より某国道を能登方向へ,ある交差点を右折すると問題の物件はあるらしい. 微妙に地名を伏せているのは,私有地だった場合にどうしよう?という懸念からだ. | |
能登半島でよく見かける感じの,山沿いの集落に入る. 情報ではS神社を過ぎてすぐの道を左折だ. 向こうに山は見えるものの,本当にこんなところに隧道があるのか不安になる. | |
やや行くと民家が途切れ,畑が広がる. 田舎でよくある風景だ.まだ,地図の間違いじゃないかと半信半疑. | |
そして,アスファルトが途絶えダートに. 電柱があるということは民家なり,街頭なり何かがあるわけで,期待が高まる. これはひょっとしたらひょっとするのでは?と心拍も上がる. | |
ちょっと行くと廃墟!物置のあとだろうか,倒木を食らって崩れかけている. 廃墟は興味ないので,さらっと通り過ぎた. さっきの電気はここに送電していたものらしい. | |
そして,廃墟を過ぎると,何かある!!! 黒い何かが見える!!隧道だっ! ダート+隧道=風情のあふれた好物件 の方程式より導かれたナイス隧道の可能性が!3滴ちびった. そして,さらに歩を進める. |
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もももも,木製電柱!さっきの電気は隧道内にも供給されてたのか? って言うか,街灯がぶっ壊れてる. 電線もここまではまともに繋がっておらず,現役ではないようだ. | |
深い掘割の間を進むと,ついに坑口と対面する.
掘割からまっすぐに開口しておらず,先は見通せない.
素掘り,未コンクリート巻きなコトはこの時点でわかる.
こんな隧道が平成の世の中に生き残っていていいのか?
通行制限標識とか何もなかったぞ...
はたして,いったい中はどんな風になっているのか? 次回,菅原隧道内部をレポートする. |
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