せっぷんとんねる1
せっぷん  奥能登は輪島市と珠洲市の境目のあたりに,岩場が続く海岸がある. ここからの景色は,目の前に迫る岩場と,美しい海が見もの. 海は砂浜のところは少なく,岩場が延々と続き,荒々しい. 能登半島をドライブ中の小側唯と最速はいかにもって感じの岩場を発見した.
せっぷん  どうですかお客さん,左側のトンネルの脇,怪しくない? 旧道,もしくは旧隧道の気配しませんか?もう,ぷんぷん,びんびんです. 車をとめるところもなく,普通なら通り過ぎると思う.
せっぷん  ビンゴ!!やたー,穴だ.しかも完全素掘り.大きさは軽自動車なら通れる位である. でも来る途中のガードレールの切れ目が,軽自動車分ない罠が仕掛けられている. 奥にもなんかあるし,二度おいしい. 自動車で一気に通過すると気が付きにくいが,実はこの曽々木隧道,脇に旧道が残っていた.
せっぷん  一つ目のアーチを恐る恐る抜けて,右に目をやると謎の横穴. しかも,石川の観光スポットでよく目にする看板が. 福が穴と言う洞穴らしい.暗い,でも行っちゃうよー入っちゃうよー怖い(ならやめれ).
看板には
「曽々木海岸の中でも,洞穴としては最も大きなものであり, 「能登の親不知」と言われたころの時代の古道では,誠に有り難い存在だった. 旅人や通行人たちにとって,通行時における荒波を避ける場所だったのである.
せっぷん  入り口幅約10m,奥行き約90m,奥の方には,石碑と仏像がある. 往時は,波待ちぶせと安らぎの洞穴として貴重な存在だった.」
だそうである.ちなみに日本語表記の下には、英文訳があった. こんなところを尋ねるコアな外国人がいるんだろうか…
せっぷん
 洞穴内はかなり広い.波が入り込むのか,様々なゴミが打ち寄せられている.
 また,曽々木隧道がどってっぱらを貫いている. この隧道を通ったことがある方はわかると思うが,輪島側に壁面が格子状になっているところがあり, 前から,この横穴の風味がするところはどうなっているんだ?と疑問に思っていた. しかし,奥能登の国道249号線は,信号もなく交通量も少なく, あまりにも快適爽快快感であるため,わざわざ止まってみる事はしなかった. 実は福が穴が交差していたのだ.謎が解けてすっきりした.
 国道249号線の輪島より先端は,ドライブ,ツーリングにコレマジお勧めですよ. 景色が良くて,見とれていると岩にぶつかるか,海に落ちそうになりますが…
 中央に鬱っているのは,学生の癖にソアラに乗ってる最速さん(着やせするタイプ)である.
せっぷん  仏像発見!
デジカメのストロボでかなり明るくうつっているが,洞穴内は鼻をつままれてもわからない暗さ. 昼間だと言うのに真っ暗だ.
更新する集中力が切れたので,次回,レポートはやっと本題のせっぷんとんねるに入る.

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