水元隧道
今回紹介するのは水元隧道.訪問したのは2004年11月なので,状態が変化しているかもしれない. 私達が訪問したときとは交通制限が異なる恐れがあるので,十分注意していただきたい. 今回の物件は,石川県と富山県の間,金沢市の端の端,水元町にある.
 紅葉にうもれて,目標の水元隧道発見.金沢市からは県道27号金沢井波線からアプローチした. この隧道を経て国道304号線へ抜けることができる.いわゆる林道系の隧道である. 地図をよむのが下手なので,ここにたどり着くまでにずいぶんと苦労した.
 ポータルに接近.いかり肩のコンクリート坑門,いかつい. 角の部分がなぜか鋭角.設計者のセンスなんだろうか.
 いい雰囲気が出ている銅製の扁額.残念ながら草でよく見えない. もう暗いのでブレブレ.デジカメの感度を上げて,画像処理してもこんな感じ. すみません.
 坑内の壁面の様子.全面に波鉄板が張られている. 小腸の中ってこんな感じなんだろうか,あんまりいい感じはしない.
 国道304線側坑口からは鉄塔が見える.もうだいぶ暗い.
 こちら側のポータル.文明の利器,デジタル画像&画像処理でここまで見れる画像に! 良くある普通の林道隧道ですね.
 安価な雰囲気のトタン板看板には,工事の記録が残る.昭和55年完成とのこと. 地味に26年経過している.いったい元は何年前の隧道なんだか気になる.
 画面左の亡霊みたいなのは,三重の汽笛マニアTMNG氏. 汽笛をトンネル内で鳴らすのが好きな関係で,管理人とよく行動する.
 ともかく,金沢市の奥の奥ほとんど富山県ってなところに, 割と普通な水元隧道は現存する.



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