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石川県は小松市と白山市の境目,県道167号線にひとつの古い隧道が存在する.
その存在は3年程前から知っていたのだけど,金沢からいつでも行けるからイイやって油断していた.
去年,レポートにしようと接近を試みたが工事で通行止めになっていたのだ.
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それ以来,いつ行っても工事工事工事工事で結局接近できずにいた.
でも,今年のGWに私は重要なことに気が付いた.即ち,工事現場のオッサンも人間の法則.
GWくらい休みたいジャン?工期一旦区切っちゃって,家族と団欒さしてよ.って思っているに違いない.
そういう訳で現地に赴き,見事工期の合間をつくことに成功したのだった.
5月7日から工事の為完全通行止めとのこと.
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これがその光谷隧道の白山側坑門.坑門っていうか,捲きたてたコンクリートがそのまま見えるって言う感じ.
高さ3.0m,幅2.2mの制限が掛かっている.
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坑門の主張が強くなく,年季を感じるコンクリートがイイ感じ.
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内部のコンクリートの様子.湿ってます.
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そして隧道中ほどから手掘り区間へ.コンクリートで覆っているものの手掘り感丸出し.
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小松側坑門はコンクリートで固められているものの,坑口部のコンクリート巻きの様子がわかる.
どちらの門も扁額はない.
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小松側坑口付近で銘板を発見.平成10年に工事の手が入っている.
延長152m,幅員3.8m,高さ4.25mとのこと.
入り口の高さ警告と矛盾が・・・
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小松側,坑口近くで見つけた水抜き加工?のホース.
こんなメッシュ状のホースが他にも埋め込まれていた.
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万年工事中県道にある光谷隧道,工事のオッサンも人間であることを利用した奇襲調査は見事に成功.
GW明けには,また長い工事期間に入るだろう.
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