旧伊勢神隧道
旧伊勢神隧道  愛知県の隧道、一発目は旧伊勢神隧道。見に行きたくて、愛知県の友人に場所を聞いたら教えてくれなかった。 いい友人だ。家族ぐるみで止めていただいたのだけど、残念ながら俺は心霊とかあんまり信じない。
 別に心霊とか存在しても良いとは思っているけど。
 豊田市から現伊勢神隧道を抜けて、すぐに左折すると旧道に入れる。
旧伊勢神隧道  現在は現役を退いたとはいえ、普通に整備されている。 苔むした石垣が歴史の深さを感じさせる。
旧伊勢神隧道  ただ、心霊スポットとして有名になり過ぎたが故か、ガードレールには落書き。 こんな山の中まで来て、わざわざ落書きしてんじゃねえよ!
旧伊勢神隧道  やがて、隧道の存在を匂わす看板が現れる。 旧伊勢神隧道は100mmの連続降雨で通行止めになるという。 今でも管理されていることに好印象。足助町長ナイス! でも、現在は豊田市に吸収され、今後の対応に不安はある。
旧伊勢神隧道  最後の民家を越えて、すぐに隧道が姿を現す。
この民家、本当に隧道直近で、夏場の肝試しシーズン夜中には迷惑してそうな感じ。
坑口までの掘割にはシダ、コケが生い茂っており緑できれい。真夏でも涼しい風が抜ける。
旧伊勢神隧道  もう少し近づいてみる。苔むし、シダが生えて、もさもさーっと風情のあるポータル。 心霊スポットだとか、呪われているとか、失礼極まりない。 取材中にも、一台の自動車がポータル前まで来て、バックで帰っていった。昼間なのに。
旧伊勢神隧道  高さ制限は2.2m。今は使われていない照明が天井に張り出していて、いっそう狭く感じる。
山形の廃道さんが公開している、 全国隧道リストによれば、この隧道は明治34年の竣工とある。
旧伊勢神隧道  扁額には「伊世賀美」と掲げられている。レポート中では新隧道の漢字で紹介することにした。
旧伊勢神隧道  ポータル右側の石積みの様子。それぞれの石には縁にひと手間かけてある。 無骨でありながらも、暖かな印象のアナログさがいきている。 ただ、さすがに経年劣化を隠せず、石の間には隙間が生じている。
旧伊勢神隧道  ここまでは好印象のこの隧道も、洞内はご覧のように残念な有様。 心霊スポットとして有名になってしまったが為か、落書きが多い。
 肝試しにくるのは良いとして、スプレーで落書きせんでもと思う。
旧伊勢神隧道  天井の気になる四角いのは照明で、錆び果てている。この照明が不気味さに拍車をかけている。 じーっと網目部分を見ていると、何かがこっちを覗いているような気になってきたり、 弱気になる。
旧伊勢神隧道  反対側の坑口付近。約300mの未舗装漏水隧道なので、移動するのにはちょっと足元が悪い。
心霊現象の天井を叩かれるとか、床を叩かれるとかいった異音系はこのあたりに起因しそう。 現にVTR250で通った際には、思わぬ水溜りの深みにタイヤを取られた。
旧伊勢神隧道  反対側ポータルの様子。こちら側も十分な威厳を備えている。 ただただ電源ボックスのオメコマークが悔やまれる。 心霊とかあっても無くても良いと思うが、落書きした方々位は祟られても良いんじゃないかと思った。
旧伊勢神隧道  豊田側の扁額。反対側とは違う人が書いているようだ。
旧伊勢神隧道  ともあれ、落書きが残念な旧伊勢神隧道は豊田市の奥深くに今も健在である。 あまりにもアクセスしやすく、廃隧道風情全開なので悲しい結果になってしまったようだ。

リストへ戻る   TOPへ
[PR]動画